絵葉書文通 / 風景印とスタンプ

ペンパルから届いた郵便局の風景印や名所での記念印を紹介。スタンプで巡る日本一周の旅。

石川県

石川・勅使郵便局の風景印

2eafb876.jpg石川・勅使郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒922-0313 石川県加賀市勅使町ヲ82。図案は、法皇山横穴古墳と出土品の土器。法皇山横穴古墳は、勅使町の南端にある古墳群のことで、凝岩石質の山地という特質を生かし、自然の石質をうまく利用して造られた横穴による貴重な遺跡となっています。6世紀後半から7世紀ごろに造られたと思われますが、現在確認されているのは80基ほど。実際には200基を超える横穴古墳が存在するといわれ、北陸地方最大級の横穴群として知られています。

石川・那谷郵便局の風景印

05707eb3.jpg石川・那谷郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒923-0336 石川県小松市那谷町サ3。図案は、那谷寺の大悲殿と秋の紅葉。那谷寺は小松市にある仏教寺院で、717年に泰澄大師が千手観音を岩窟に安置したのが始まりといわれています。中世末期の一向一揆ですっかり荒廃してしまったものの、1640年に前田利常が復興。広大な敷地にある本堂、三重塔、護摩堂、鐘楼、書院および庫裡は、重要文化財にも指定されています。また、那谷寺は県内一番の紅葉の名所としても知られており、11月になると境内はイロハモミジ、ヤマモミジなどの赤に染められ、白い岩山を背景に見事なコントラストを見せます。

石川・大聖寺聖南通郵便局の風景印

c64d4cd2.jpg石川・大聖寺聖南通郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒922-0044 石川県加賀市大聖寺東横町67−6。図案は、国指定重要文化財「長流亭」と大聖寺十万石まつりの神輿と市木・黒松と白山。長流亭とは、1709(宝永6)年に、大聖寺藩三代藩主前田利直の休息所としてつくられた亭舎のこと。藩邸の庭園に大聖寺川を臨むように造られ、春は対岸の桜が素晴しいそうです。大聖寺十万石まつりは、加賀市大聖寺で毎年9月8日と9日に行われるこの地区一番のお祭り。直径2.1m、重さ約2.5tもある日本最大級の大きさの大皿を乗せた「古九谷大皿みこし」が有名です。

石川・山代桔梗ケ丘郵便局の風景印

e8eaf903.jpg石川・山代桔梗ケ丘郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒922-0257 石川県加賀市山代温泉桔梗丘4−8。図案は、薬王院温泉寺の五輪塔、山代温泉を表す温泉マークと浴殿。薬王院温泉寺は、山代温泉を発見したとされる行基が創建したお寺。境内背後には明覚上人の墓とされる五輪塔があり、国の重要文化財に指定されています。山代温泉は全国的に有名な加賀温泉郷のひとつ。浴殿は、豪華な温泉旅館が建ちならぶ温泉街の中心にあり、大きな共同浴場として山代温泉のシンボル的存在。建物は、いたってシンプルな近代的なガラス張りに特徴のある造りで、1階が女湯、2階が男湯になっています。

石川・山中郵便局の風景印

a96df055.jpg石川・山中郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒922-0199 石川県加賀市山中温泉本町2−ソ22。図案は、山中温泉の黒谷橋。山中温泉は、奈良時代に行基が発見したといわれ、松尾芭蕉も魅了したという名湯。自然豊かな温泉の周辺には散策できる名所も多く、鶴仙渓の下流にある黒谷橋もその一つ。昭和10年に架けられた大正ロマン風の石橋で、奇岩名瀑に風情をそえます。その昔、芭蕉が訪れたころは木造の橋だっそうですが、橋の下にある平岩に座りながら「この川の黒谷橋は絶景の地なり 行脚の楽しみここにあり」と詠んだそうです。

石川・加賀松が丘郵便局の風景印

87417778.jpg石川・加賀松が丘郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒922-0436 石川県加賀市松が丘1−14−3。図案は、市木・松、市花・花菖蒲、市中央公園の管理センター、白山。加賀市は、2005年に旧来からの加賀市と山中町が新設合併して誕生した市です。加賀市中央公園は、緑豊かな加賀平野や白山も一望できるという、市のほぼ中央にある公園施設。多目的な芝生運動広場や、ちびっこ広場、冒険の丘、おとぎの国、野外音楽堂、屋内温水プールなどがあり、家族連れにも人気で県内外から多くの人が訪れるそうです。毎年6月、300種20万株の花菖蒲が咲き誇る北潟湖畔花菖蒲園では「あわら北潟湖畔花菖蒲まつり」を開催。会場では、特産市や多彩なイベントが行われます。

石川・加賀温泉駅の記念スタンプ

138c02f6.jpg石川・加賀温泉駅の記念スタンプです。加賀温泉駅は、石川県加賀市作見町にあるJR西日本・北陸本線の駅。片山津温泉、山代温泉、山中温泉、加賀橋立温泉への玄関口となっています。四つの温泉の総称として、加賀温泉郷とか加賀四湯とも。また、地理的に関西にも近いことから「関西の奥座敷」とも呼ばれています。駅構内にある加賀市観光情報センターには、加賀地域の観光情報が集まっており、加賀温泉郷の観光案内を年中無休で提供。北陸を代表する温泉地がひしめくエリアとして、海や山、湖など、自然環境にも恵まれ四季を通して美味しい山海の幸を味わえるのも魅力の観光地です。

石川・七尾線七尾駅の記念スタンプ

893d4591.jpg石川・七尾線七尾駅の記念スタンプです。七尾線は、石川県河北郡津幡町の津幡駅から、石川県七尾市の和倉温泉駅までの鉄道路線で、七尾駅は、能登地方の中心都市でもある七尾市御祓町にあるJR西日本の駅です。「花嫁のれん」とは、加賀・能登・越中に見られる風習で、娘の幸せを託して生家の紋を染めたのれんを、嫁ぐ娘に持たせること。加賀友禅の美しい花嫁のれんは、嫁ぎ先の仏間の入り口に飾り、それを潜ってご先祖にお参りをするそうです。七尾市の大地主神社の例大祭として毎年5月に行われる青柏祭の曳山行事では、高さ12m重さ20トンの日本一巨大な曳山が三台が奉納されます。この曳山の事を「でか山」と呼んでいます。

石川・七尾郵便局の風景印

02f5ebc1.jpg石川・七尾郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒926-8799 石川県七尾市生駒町1−1。図案は、青柏祭りの曳山・でか山の外枠に、能登島大橋、でか山、奉燈・キリコ。青柏祭は、石川県七尾市で毎年5月3日から5日まで行われている大地主神社(山王神社)の例大祭。高さ12m、重さ20トン、車輪の直径が2mという日本一大きな山車「でか山」3台が狭い町なかを曳き廻されるのが最大の呼びもの。五穀豊穣を願う能登最大の春祭りとして、多くの人で賑わうそうです。能登島大橋は七尾市街と能登島を結ぶ、全長1kmほどの橋。美しいカーブを描いているのが特徴で、能登島のシンボル的存在。

石川・輪島郵便局の風景印

9b133029.jpg石川・輪島郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒928-8799 石川県輪島市河井町15部13−10。図案は、輪島塗のお椀を外枠に、朝市の風景、輪島塗の屠蘇器。輪島塗とは石川県輪島市で生産される漆器のことで、他に類のないほど堅牢性に重点をおいてつくられることが特徴。その製造工程は、生地作りから下塗り、上塗り、沈金や蒔絵の加飾に至るまで、すべてを合わせると124あるそうです。昭和52年には輪島塗の技術が国の重要無形文化財に指定され、美術工芸品としても高い評価をうけるようになりました。輪島朝市とは、200以上の露店が立ち並ぶ朝市通りのこと。一千年以上前から続いており、日本三大朝市の一つとして有名。

石川・根上郵便局の風景印

075df6d5.jpg石川・根上郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒929-0199 石川県能美市大成町ト56。図案は、町花ハマナス、根上がりの松、弁慶謝罪の石碑、高坂公園の橋、白山連峰。根上がりの松は、旧根上町の町名の由来とされる黒松のこと。樹高14m、推定樹齢110年で、根が地面より60cmほど隆起しています。弁慶謝罪の石碑とは、安宅の関から東に約3kmある道林寺跡地にある石碑のこと。弁慶が義経に涙を流して謝罪するエピソードは、「勧進帳」を盛り上げる名場面の一つです。高坂公園の中には赤い橋がかかった大きな池があり、「高坂堤」と呼ばれています。昔より近くの水田の用水として、なくてはならない水源だったそうです。

石川・道の駅「 こまつ木場潟」の記念スタンプ

c630d250.jpg石川・道の駅「 こまつ木場潟」の記念スタンプです。石川県小松市の国道8号小松バイパスの蓮代寺インターチェンジに隣接している道の駅で、所在地は石川県小松市蓮代寺町ケ2番2。木場潟や小松空港、遠くは日本海まで一望できる道の駅として知られています。レストランでは、炊きたての小松産米「蛍米」など地元食材をふんだんに使った郷土伝承料理や、松尾芭蕉も愛したという「小松うどん」などの小松の味を楽しむことができます。また、直売所では、採れたて新鮮の地元産野菜や、小松の食材を使用した加工品なども。すぐ近くには風光明媚な白山眺望と市民の憩いの場として知られる木場潟公園もあり、散策やサイクリングを楽しむ事ができるそうです。

石川・金沢城「石川門」の記念スタンプ(2)

aa3eb1f6.jpg石川・金沢城「石川門」の記念スタンプです。城下町金沢のシンボルとして、兼六園に向かいあって建っている金沢城石川門。 金沢城の裏口にあたる門で、高麗門の一の門、櫓門の二の門、続櫓と2層2階建ての石川櫓で構成された枡形門です。別名は白門しも呼ばれ、特に堅固に造ってあるのは小立野方面からの攻撃に備えたもので、ここが金沢城の一番の弱点で、攻撃されやすいと考えられていたからだそうです。

石川・金沢城「石川門」の記念スタンプ(1)

778430d4.jpg石川・金沢城「石川門」の記念スタンプです。金沢城跡の東に位置する石川門は、石川郡の方を向いていたことからその名がつきました。重要文化財に指定されています。宝暦9年の大火によって全焼しましたが、その後再建や修理等を重ねて現在の姿に。2層の菱櫓と複数の門が組み合わされた枡形と呼ばれる複雑な構造になっているのは、敵が進入してきたときに勢いを鈍らせるのが目的。 白く見える屋根瓦には鉛を使用し、溶かして鉄砲弾に作り変えるための工夫だったとも言われています。

石川・金沢城「菱櫓」の記念スタンプ

a9364888.jpg石川・金沢城「菱櫓」の記念スタンプです。菱櫓とは、二の丸で最も高い三層の物見櫓のこと。外からはわかりにくいのですが、建物の形が菱形になってます。櫓の形が菱形であることからこの名がついたわけですが、使われている柱などもすべて菱形に加工されています。石落としという、敵が攻めてきたときにそこから石を落とす窓様の仕掛けを多く備え、実戦的な造りになっています。

石川・金沢城「河北門」の記念スタンプ

ddf1516b.jpg石川・金沢城「河北門」の記念スタンプです。金沢城の大手から入り、河北坂を上がったところに位置する「三の丸の正面」であり、金沢城の実質的な正門といわれています。復元整備が終わり、2010年4月24日より一般公開。復元整備工事は2007年11月に着工したといいますから、約2年半の歳月をかけて、忠実に再現を行ったことになります。建設費は約15億円、県民に関心と愛着を深めてもらうため、門に使用する壁板や平瓦の裏面に名前やメッセージを直筆で残す県民参加型の寄進事業を実施したそうです。

石川・金沢城「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」の記念スタンプ

a007c111.jpg石川・金沢城「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」の記念スタンプです。金沢城公園の新しいシンボルとして、2001年7月に菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が新しく復元された延べ床面積1894.23平方mの建物。石川門や三十間長屋と同様、鉛瓦や海鼠塀が外観の特徴です。3層3階の菱櫓と、橋爪門続櫓を2層2階建ての五十間長屋でつないだもので、明治以降の木造城郭建築物では最大規模。菱櫓は大手と搦手を見張る物見櫓、橋爪門続櫓は二ノ丸大手の橋爪門枡形を見張る物見櫓、五十間長屋は武器などの倉庫でした。

石川・日本100名城「35金沢城」の記念スタンプ

4b4fc6bc.jpg石川・日本100名城「35金沢城」の記念スタンプです。金沢城は、戦国期から江戸期に石川県金沢市丸の内にあった城で、「加賀百万石」といわれるように加賀藩主前田氏の居城でした。城は加賀平野のほぼ中央、丘陵を背負い、犀川と浅野川の二つの川に挟まれた狭長な小立野台地に位置しています。城内の建造物は何度かにわたる火災によってほとんど失われ、わずかに石川門と三十間長屋だけが残っています。

石川・山代郵便局の風景印

rrxx011石川・山代郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒922-0299 石川県加賀市山代温泉ヨ−29。図案は、湯の華太鼓と湯殿。加賀温泉郷の中で最も規模の大きい温泉地が山代温泉で、約1300年前に高僧行基が湧き出る泉で傷を癒すカラスを見たのが始まりとされています。2009年8月にオープンした「総湯」、2010年10月に新装オープンした明治の風情漂う「古総湯」のある「湯の曲輪」を中心にして、個性豊かな旅館20軒ほどで温泉街が形成されています。北大路魯山人や与謝野晶子が愛した伝統と文化の香りのする名湯ともいわれ、源泉64度の含石泉・食塩・芒硝泉の3つの泉質を持ちます。湯の華太鼓とは山代に伝わる和太鼓のことで、旅館の宴席時にもショーとして行っているところも。

石川・金沢南郵便局の風景印

843fdbf9.jpg石川・金沢南郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒921-8797 石川県金沢市泉野町6−17−1。図案は、犀川を背景に城下町の寺町風景と天然記念物の大桜。犀川を見下ろしながら寺町台を行けば、多くの寺院に出会います。町名が示すように70以上の寺院が集まっており、大阪夏の陣以後、城下に散在していた寺院をここに集めたといいます。芋掘藤五郎の墓と金銅仏阿弥陀如来像で有名な伏見寺、別名忍者寺と呼ばれている妙立寺、犀星ゆかりの寺として知られている雨宝院、五百羅漢の桂岩寺、大桜の松月寺などがあります。松月寺の大桜は、ヤマザクラの老樹で推定樹齢350〜400年、樹高15m、目通り約7.8m、枝張りは東西20m、南北17mに及びます。
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5月








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