絵葉書文通 / 風景印とスタンプ

ペンパルから届いた郵便局の風景印や名所での記念印を紹介。スタンプで巡る日本一周の旅。

◇記念碑

東京・足立北郵便局の風景印

12895b25.jpg東京・足立北郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒121-8799 東京都足立区竹の塚3−9−20。図案は、小林一茶の句碑と炎天時。炎天時といえば俳句で有名なお寺として知られます。「やせ蛙負けるな一茶是にあり」といえば、誰もが思い浮かべる小林一茶。この句は一茶が炎天寺周辺で詠んだということで、境内にはその句碑が置かれています。地域の人びとの支援や俳人の協力によって、毎年11月23日に「一茶まつり」を開催。全国から多くの俳句ファンを集めて、名物の「奉納蛙相撲」や全国小中学生俳句大会の表彰式などが行われるそうです。

東京・足立郵便局の風景印

782db967.jpg東京・足立郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒120-8799 東京都足立区千住曙町42−4。図案は、奥の細道矢立初の碑と漆喰彫刻と千住大橋。江戸から東北地方に向かう日光街道の支えとなるのが交通の要所としての千住大橋。その昔、松尾芭蕉は深川から千住まで舟で来て、「奥の細道」への旅立ちをここからスタートさせました。千住大橋の北詰にある大橋公園には、そのことを記す「奥の細道矢立初の碑」が。橋戸稲荷神社は荒川上流から江戸に荷物を運ぶ船頭達の信仰を集めたといわれる神社。現在の本殿には、雌雄2匹の狐と稲穂の漆喰の彫刻が見られるそうです。

岐阜・高根郵便局の風景印

16d9b4e6.jpg岐阜・高根郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒509-3499 岐阜県高山市高根町上ケ洞377。図案は、野麦峠から見た乗鞍岳と木曽馬と熊笹。野麦峠は、岐阜県高山市と長野県松本市の県境にある峠。北に乗鞍岳、南に御嶽山を望む景観が素晴らしいことで知られます。明治・大正時代、多くの飛騨の若い女性たちは、この峠を越えて長野県の製糸工場へ出稼ぎに向かいました。峠にある石碑には山本茂実の名作「あゝ野麦峠」の冒頭の一節が。故郷を前に野麦峠で死んだ若き製糸工女みねを描いた哀しい青春の物語です。その峠も、現在は自然公園としてハイキングやウォーキングが楽しめるよう整備されています。野麦という名前は、野麦峠一帯をおおっている熊笹のこと。

青森・三沢大津郵便局の風景印

88d966fc.jpg青森・三沢大津郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒033-0134 青森県三沢市大津1−272−7。図案は、ミス・ヴィートル号と記念碑。この地は、アメリカ青年ヒューハンドン、クライドバングボーン両氏がミス・ヴィートル号で太平洋横断飛行に成功した記念の地。淋代海岸にあるミス・ヴィートル号記念広場には「太平洋無着陸横断飛行記念之地」と書かれた記念碑と、実物大模型があります。ここから三沢の住民の協力のもと飛び立ち、41時間10分の飛行で無事にワシントン州ウェナッチ市に着陸したことになります。

石川・小松大文字郵便局の風景印

14b6665c.jpg石川・小松大文字郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒923-0931 石川県小松市大文字町139−3。図案は、曳山を型どった外枠に、松尾芭蕉像と俳句。小松は、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅程内で立ち寄ったとされるところ。芭蕉は小松の山王社(本折日吉神社)の神主宅で開かれた句会に出席し「しおらしき 名や小松吹く 萩すすき」と詠みました。この句は「わび」と「さび」が詠み込まれた句として知られています。建聖寺の境内には句碑があり、弟子の立花北枝がつくったとされる芭蕉の木像が所蔵されています。お旅まつりの一番の見どころは、絢爛豪華な曳山の上で演じられる子供歌舞伎。毎年20万人もの見物客で賑わうそうです。

石川・小松八幡町郵便局の風景印

628eac0b.jpg石川・小松八幡町郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒923-0954 石川県小松市八幡町22。図案は、白山、市木・松、重要文化財・斉藤実盛の兜、芭蕉の句。斎藤実盛は平安時代末期の武将。源氏の下臣として仕え、幼い木曽義仲の命を救った恩人。頼朝挙兵の時、平氏に属したことから義仲と戦うことになり、命を落とすという運命をたどりました。義仲は恩人の亡骸に涙し、実盛の兜を多太神社に収めたといいます。神社内には、小松を訪れた芭蕉が実盛に思いを馳せて詠んだ「むざんやな 甲の下の きりぎりす」という句碑が建てられています。

神奈川・川崎溝ノ口郵便局の風景印

17d5836e.jpg神奈川・川崎溝ノ口郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口3−15−12。図案は、岡本かの子の文学碑と多摩川の二子橋。岡本かの子は、大正、昭和期の小説家、歌人、仏教研究家。神奈川県橘樹郡高津村(現川崎市高津区)二子に生まれました。岡本太郎氏の母としても知られています。多摩川沿いの二子橋近くにある二子神社には、白いモダンアートの記念碑が。1964年、太郎氏によって文学碑「誇り」が建てられました。築山と台座を設計したのは、建築家丹下健三氏。

東京・滝野川六郵便局の風景印

0b46d2df.jpg東京・滝野川六郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒114-0023 東京都北区滝野川6−76−1。図案は、近藤勇の碑、名主の滝、三丁目付近の風景。近藤勇の墓碑は、JR板橋駅南口を出てすぐ近くのところにあり、板橋区の文化財として区が管理保存。近藤だけでなく土方歳三の名前も併記され、側面には新撰組隊士などの名前も彫られています。毎年近藤勇の命日である4月25日には供養会も開催。図案にある碑は、1990年に123回忌記念として建てられたそうです。名主の滝公園は、東京都北区岸町一丁目にある区立公園。回遊式の庭園となっており、男滝、女滝、独鈷の滝、湧玉の滝という地下水を利用した4つの滝が復元されています。

愛媛・松山中央郵便局の風景印

841dc376.jpg愛媛・松山中央郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒790-8799 愛媛県松山市三番町3−5−2。図案は、松山城と道後温泉本館と特産姫だるまと正岡子規の句碑。松山城は、松山市の中心部、勝山山頂に本丸を構える名城。天守の最上階からは360度の眺望が楽しめ、松山平野や瀬戸内海まで見渡せます。道後温泉本館は、松山市の道後温泉の中心にある温泉共同浴場で、別名「坊っちゃん湯」とも。外観は道後温泉のシンボルにふさわしく木造三層楼の風格のある建物で、重要文化財に指定されています。姫だるまは、愛媛を代表する郷土玩具。子規の句碑は松山駅前にあり「春や昔十五万石の城下かな」と刻まれています。送っていただいた風景印と切手との組み合わせ写真は、こちらで紹介します。

東京・板橋西郵便局の風景印

62345c36.jpg東京・板橋西郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒175-8799 東京都板橋区高島平3−12−1。図案は、徳丸ヶ原跡碑と高島平団地。大規模な高層団地のメインストリートが車道を挟んで四列の美しいケヤキ並木で知られる高島平団地。昔、高島平の一帯は「徳丸ヶ原」と呼ばれていたそうです。全国的にその名が知られるようになったのは、1841年に高島秋帆による砲術訓練が行われたことから。1969年、高島秋帆の名にちなんで徳丸ヶ原一帯は「高島平」と改称されました。高島平駅の北に「徳丸ヶ原公園」がありますが、公園名にその名を残しています。1922年、弁天塚に建立された「徳丸ケ原遺跡」の碑は、1968年になって徳丸ヶ原公園へ移設されました。

東京・日本橋郵便局の風景印

11a696c9.jpg東京・日本橋郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒103-8799 東京都中央区日本橋1−18−1。図案は、前島密像、日本橋。東海道、中山道、甲州、日光、奥州街道の五街道の起点・日本橋。橋梁としては現在19代目にあたり、石造二連アーチ橋で橋の長さ49m、幅27m。橋には日本の道路網の始点としての道路元標があります。前島密は、日本の近代郵便制度の創設者の一人で1円切手の肖像としても知られ、その功績から「郵便制度の父」とも。日本橋郵便局は、かつて1871年4月20日に近代郵便制度が始まった際、駅逓司と郵便役所がつくられたところ。「日本郵便発祥の地」とある碑文とともに前島密像が設置されています。

広島・広島西郵便局の風景印

699f542c.jpg広島・広島西郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒733-8799 広島県広島市西区天満町5−10。図案は、原爆ドームと原爆の子の像。原爆の子の像は、広島市の広島平和記念公園内にある像で、原爆による白血病で亡くなった佐々木禎子さんを偲んで同級生等によって作られました。像の高さは9mで、頂上には折り鶴を捧げ持つ少女のブロンズ像が立ち、平和な未来への夢を託しています。全国からの募金でつくられたこともあり、平和への願いを集めた像の周辺には折り鶴が捧げられ、その数はなんと年間約1千万羽を超すともいわれます。

岩手・花巻西大通郵便局の風景印

80f5a96f.jpg岩手・花巻西大通郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒025-0091 岩手県花巻市西大通り2−1−32。図案は、シンボルモニュメント「風の鳴る林」と彫刻碑「風の又三郎群像」と市花・菊。花巻駅前にある「風の鳴る林」は、宮沢賢治の作品から聞こえる風の音をイメージして造られたという風車のついた21本のステンレスポールで、30分おきに音楽家「姫神」によるオリジナルBGMが流れます。「風の又三郎群像」は、ぎんどろ公園内にある黒御影石でできた彫刻。賢治の短編小説「風の又三郎」の中で、ガラスのマントを着て飛び立とうとする風の又三郎と六人の子供たちをかたどっています。

東京・台東日本堤郵便局の風景印

0ede4d6c.jpg東京・台東日本堤郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒111-0021 東京都台東区日本堤1−31−7。図案は、浅草寺雷門の大提灯の外枠に、見返り柳、久保田万太郎の句碑。見返り柳とは、吉原遊廓の正門である大門の外側にある柳のこと。帰る客が名残を惜しんでこのあたりから廓を見返るところからこの名がついたそうです。久保田万太郎は、大正から昭和にかけて活躍した浅草生まれの俳人、小説家、劇作家。文楽座の創立に参画、日本演劇協会会長、日本放送協会理事、芸術院会員としても幅広く活躍。生粋の江戸っ子として、東京下町の市井と人情を描きつづけました。吉原神社境内には「この里におぼろふたたび濃きならむ」と記された万太郎の句碑があります。

兵庫・五色郵便局の風景印

c8faa861.jpg兵庫・五色郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒656-1399 兵庫県洲本市五色町都志万歳374−1。図案は、高田嘉兵衛記念像、五色浜と千石船・辰悦丸。高田屋嘉兵衛は淡路島出身の江戸後期の豪商で、函館の北洋漁業の基を築いた功労者。生誕地の五色町には高田屋嘉兵衛翁記念館があり、その功績を称えゆかりの遺品などを展示しています。明治44年に嘉兵衛が正五位を追贈されたことを記念し、記念館前の広場に高さ約6.3mの記念碑が建てられました。辰悦丸は、1796年に完成した嘉兵衛初の持ち船で、当事の千石船では最大級の規模を誇ったそうです。

東京・赤塚三郵便局の風景印

0fa4f276.jpg東京・赤塚三郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒175-0092 東京都板橋区赤塚3−7−12。図案は、松月院と高島秋帆顕彰碑。松月院は、板橋区赤塚にある曹洞宗の寺院で、室町時代に権勢を振るった武蔵千葉氏の菩提寺となり、近年では下村湖人の墓所ともなりました。高島秋帆は、幕末に出島のオランダ人らを通じてオランダ語や洋式砲術を学び、独自に「高島流砲術」を完成させた人物。松月院は、秋帆が徳丸ヶ原で洋式大砲の実弾射撃が行われた際、本陣が置かれたことでも知られています。後に、境内には大砲と砲弾を模した秋帆の顕彰碑が立てられました。

愛知・名古屋堀田郵便局の風景印

87199084.jpg愛知・名古屋堀田郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒467-0841 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町25−1。図案は、桜の花の外枠に、市指定文化財・月侍供養塔、高速道路。地下鉄堀田交差点の北西角にある浜神明社の境内には、「天正十七年」(1589)と刻銘の入った名古屋市最古の月待供養碑があります。民族資料としての価値が高いことから、昭和63年、名古屋市有形民族文化財に指定されました。堀田郵便局の周辺は、南北に走る空港線の上に名古屋高速大高線が走り、その左右に古くからの工場や商店街がある街。また、瑞穂区には桜の名所として知られる山崎川があります。約700本のソメイヨシノがある約2kmの川の両岸は「日本さくらの名所100選」にも選定。

岩手・花巻桜郵便局の風景印

a2713fa4.jpg岩手・花巻桜郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒025-0084 岩手県花巻市桜町2−61。図案は、宮沢賢治詩碑、市指定有形文化財・同心屋敷、早池峰山に薬師丘。宮沢賢治は1926年3月に花巻農学校を退職し、4月に宮沢家の別宅のあったこの地に移り、「羅須地人協会」を開設して農民に化学・土壌等について講じたそうです。「雨ニモマケズ」の後半部分が刻まれた高さ5mの詩碑が、賢治が暮らした高台に立っています。同心屋敷は、江戸末期に浅野長政配下の一隊で南部氏に仕える花巻同心組が居住していた家屋。早池峰山は岩手県にある標高1,917mの山で、北上山地の最高峰。カンラン岩や蛇紋岩などからなる岩山で、ハヤチネウスユキソウやナンブトラノオなどの高山植物が咲く花の宝庫。

東京・文京白山五郵便局の風景印

eeoo11東京・文京白山五郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒112-0001 東京都文京区白山5−18−11。図案は、鶏声の井戸跡碑と紫陽花の花。鶏声の井跡碑は、白山五丁目にある京華女子高・中キャンパスの片隅に、白山通りに面して建てられています。解説プレートによれば、金の鶏を堀出した跡に湧き出た井戸は、当初隣接する旧酒井雅楽頭下屋敷にあったといいます。碑は昭和3年に建てられました。文京区白山といえば、毎年6月に白山神社の境内から白山公園にかけて、約3,000株のさまざまなあじさいが彩る「文京あじさいまつり」が有名。梅雨の晴れ間には、多くの人が訪れるあじさいの名所として知られています。

東京・巣鴨駅前郵便局の風景印

7cf929df.jpg東京・巣鴨駅前郵便局の風景印です。郵便局の所在地は、〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1−31−1。図案は、桜・染井吉野の花の外枠に、染井吉野発祥の地の碑に桜、真性寺地蔵尊、区花・ツツジ。日本全国各地の桜開花予想や開花宣言は、「染井吉野桜」を基準としています。その「染井吉野桜」の発祥地が東京都豊島区駒込。図案の記念碑は、豊島区巣鴨3丁目の国道17号線とJR山の手線が立体交差する西北の角付近の歩道上にあるそうです。巣鴨にある真言宗豊山派の寺院・真性寺の境内にある、台座も含めれば3mを超すような大きな銅製のお地蔵様。笠をかぶって錫杖と宝珠を持ち、本堂の前にどっしりと座りながら人々を見守っています。
掲載スタンプ数 4337点
5月








都道府県別&テーマ別
記事検索
最新掲載スタンプ 50
日本郵便 新着切手情報
掲載したスタンプについて
toyama◇ここに掲載したスタンプの多くは、私が開設と運営にかかわった絵葉書文通ML(2000/10)や絵葉書文通SNS(2006/7)でお友達になった全国各地の皆さんと、ブログ開設後に応援していただいている皆さんから送っていただいたものです。本当にありがとうございます。「手紙って書くのももらうのも好き」「郵趣って楽しいね」という仲間の輪が少しでも広がることを願いながら、更新を続けています。

◇「風景印交換による文通がしたい」とか、「ブログに掲載されてない風景印をぜひアップしてほしい」という方がいらっしゃいましたら、下のメールフォームからお知らせください。楽しい風景印文通をしながら、私といっしょにスタンプの百科事典をつくっていきませんか。

(運営者・toyama/愛知県在住)

>>メールフォームへ
Yahoo!カテゴリ登録サイト
◇「絵葉書文通/風景印とスタンプ」はYahoo!Japanカテゴリ/趣味とスポーツ>趣味ホビー>コレクション>切手>風景印 に登録されています。

◇ライブドア編集部おすすめブログの「目のつけどころがイイ!オリジナリティ溢れるブログをご紹介」記事(2012.7.6)で紹介していただきました。
絵葉書文通ホームページ
>> 絵葉書文通

文通の持つ魅力と素晴らしさ・郵趣の楽しみを伝える仲間の声。