8333ca0b.jpg愛知・春日井市道風記念館の記念スタンプです。日本にはもともと文字がなく、中国から漢字が伝わったのは二千年前のこと。永らく、その漢字を真似して書いていました。平安時代、小野道風は日本で初めて独特の書風で字をつくりあげ、それまでの中国的な書風から脱皮して和様書道の基礎を築きました。この新しい書は「和様の書」と呼ばれています。古川柳に「蛙からひょいと悟って書き習い」とうたわれていますが、柳に何度も飛びつく蛙を見ながら、努力を重ねる大切さを学んだというエピソードも有名。道風生誕の地といわれる春日井市は、「書のまち春日井」として書道文化の振興に力を注いでいます。