9c4682a4.jpg埼玉・川越市にある菓子屋横丁の記念スタンプです。菓子屋横丁では、明治の初めから菓子を製造していましたが、大正12年の関東大震災で被害を受けた東京に代わって駄菓子を製造供給するようになり最盛期の昭和初め頃には70軒程のお店があったそうです。現在では10数軒の店舗しかありませんが、城下町川越の下町的雰囲気を出していて多くのファンが集まる観光名所として知られるようになりました。2001年には、横丁の雰囲気や下町風情から環境省の「かおり風景100選」に選定されました。素朴さへの憧れやノスタルジーを求める人々の思いは、手紙文化の郷愁や憧れと共通するものを感じます。